まずは、教科書を探そうと・・・
前回に引き続いて、釣りの入門についてです。
まず、みなさんは、わからない事があったらどうしますか?
白玉
先生に聞くね
知っている人に聞くのはてっとり早く良い方法だと思います。
実際、釣りは、親、兄弟、友人などに教えてもらえれば効率よくできます。
現在、釣りを趣味にしている人の多くは上記の理由が多いんじゃないんでしょうか?
白玉
確かにボクも兄ィに教えてもらってるしね
釣りクマ
エッヘン
では、知人の中で釣りをしている人がいない場合はどうしますか?
白玉
ええ~っと、釣具店の人にきく?
悪くない判断ですが、それは釣りをある程度やり馴れているから思える発想だと思います。
何故なら、本当の初心者がいきなり釣具店に入って、店主に声をかけてきくのは思った以上に仕切りが高い行為です。
白玉
それじゃ、教科書を探すように
本屋さんで釣りの入門書を探すよ
本屋さんで釣りの入門書を探すよ
確かにそうなりますね。
白玉
ネットでググルのもありだけど、まずは公式な本とかみるかな?
今回は、本屋さんなんかで売っている釣り入門書についてです。
市販の釣り入門本は有効か?
釣りの入門本は結構多くあります。
一例として、Amazonでランキング一位の本をれいにだします。
・Amazonランキング選出
この本の著者の西野さんという人は多くの釣り本を出している人で、Amazonの釣り本ランキングでよく上位にきます。
私も、古いバージョン方ですが、この著者の釣り本を数冊もっています。
白玉
じゃあ、やっぱりこれは釣りの教科書になるんだね?
Amazonランキングは絶対だしね?
Amazonランキングは絶対だしね?
結論からいうと、実用度は50点くらいだと思います。
文書の説明や画像などもわかりやすく、小道具の説明や、ラインの結びかたなどはかなり見やすいと思います。
白玉
じゃあ、なんでさ?
最大の理由は、釣りの実践マニュアルが本州仕様なんです。
たとえば、初心者は「有料釣り公園」などの施設利用をススメてますが・・・。
道南(というかたぶん北海道)には、有料の釣り公園などは無いんです。
*
沼、川釣りはのぞく。
他にも、チョイ投げのターゲット魚種も「イシモチ」「シロギス」「カワハギ」など道南の防波堤などではほとんど釣れない魚なんです。
釣りクマ
ちなみにイシモチは、北海道ではイシモチガレイが示すけど
この本でのイシモチはシログロというスズキ科の魚の事だよ
この本でのイシモチはシログロというスズキ科の魚の事だよ
これは、別にこの本だけではなく釣りの本全体にいえる事ですが
釣りは地域によって、釣り場の環境、魚種、仕掛け、エサなどが違うため、一緒くたにはできない事が多いです。
そのため、全国版の釣りの入門本の多くは本州を意識したマニュアルになっていて、北海道の釣りでは実用度がグッと下がります。
私はこれ以外にも5冊くらい釣りの入門書の本がありますが、本州の釣りを知るにはいいのですが、実践向きの説明では、イマイチなものが多いです。
白玉
じゃあ、北海道の釣りの本とかないの?
北海道の釣りの出版の多くは北海道新聞のものが大半をしめていて、北海道新聞の木曜日夕刊の釣り情報や週刊新聞つりしんなどになります。
数年前まで「北海道の釣り」という月刊誌がありましたが、現在は廃刊になりました。
結論
釣りは、地域によって釣り場、魚種、仕掛け、エサなどが大きく変わるので、全国版のような釣り本はあまりアテにならない。
ただし、ライン結び、小道具、キャスティングなどの共通の知識を得るには、公式出版された本は有効。
現在、北海道の公式な釣り雑誌、情報誌はおもに道新(北海道新聞)主体のものになる。
地域の釣りを知る場合は、地元釣具店のHP、釣りブログ、SNS情報などの方が有効だと思います。
釣りクマ
つまり、このサイトを見ろという事だね?
白玉
楽しみにしててね~
白玉
なんだ、宣伝か・・・
それこそ、個人レベルでの北海道の釣り情報は多々ありますが、それでも以外に基本的な事を書いているサイトは思ったより多くなく
実際、この「釣りクマ」も基本的に釣り場案内など基礎知識ありきで紹介してきましたが・・・。
上記の理由と、現在は移動がしづらい事もあり、すこし基礎的な事の記事などを書いていこうと思います。